金沢で目玉となる観光地の1つですが、タイミングによっては混雑しますし、初心者にはかなり難しいです。私もソワソワしましたが、周りには複雑でお怒りの人もちらほらいました(^_^;)
6歳と3歳の子供を連れてお盆に訪れましたが、朝早くからの始動でたまたま混雑を回避できたのでポイントごとにご紹介したいと思います。
開館時間について ※難ポイント
21世紀美術館の難ポイントの一つですが、そもそも「開館時間」の概念が難しいです。円形の建物の中には実は「展覧会ゾーン」と「交流ゾーン」があり、チケットが必要な「展覧会ゾーン」の開館時間は10:00ですが、「交流ゾーン」に入る、つまり建物に入るだけだと9:00から入れます。
ホテルが近所なので、8:15ぐらいから周りをお散歩していたのですが、8:30頃にはもう並んでいる人がいました。事前に入場チケットは取っていたので、いったん気にしていませんでしたが、10人ぐらい並んだところで一応並んでみました。
8:50には50人ぐらい並んでいたのですが、美術館の人が来て「みなさんスイミングプール鑑賞予約のために並んでいると思うが、中の端末で買おうとしている間にネット予約で埋まってしまうのでネットで予約してください」とのこと。
そこでたまたま最も有名な展示『スイミングプール』の鑑賞のためには、入場チケットとは別に鑑賞予約が必要なこと、鑑賞チケットは当日9:00解禁でネット予約ですぐに埋まること(交流ゾーンの端末でも買えること)、を知りました。

私がスイミングプールに行ったとき、10:10ぐらいの時点で「本日分の受付は終了しました」と出ていたので少なくともこの日は9:00解禁後の1時間以内で売り切れていたようです。入場したあとに気づくと手遅れなのでできるだけ解禁の9:00ぴったりに張り込んで狙った時間を取ることをおすすめします。


スイミングプールの鑑賞について
入口前で意味もなく並んでいたところ前述のように「スイミングプール鑑賞のためには入場チケットとは別に鑑賞チケットが必要なこと」を知ったので9:00ぴったりに張り込んで開館直後の10:00台の10番目ぐらいの鑑賞予約を取りました。
それで金沢城あたりをブラブラして開館の10:00直前に戻ったのですが、入場チケットとスイミングプール鑑賞予約をしていても、そもそも入館のための長蛇の列に並ばなくてはならないので「鑑賞予約の呼び出し時間に間に合わない」という悲劇が起こります。(このときは100mぐらいは並んでいたので絶望しました。近くで並んでいた人も鑑賞予約の呼び出しに間に合わないととても怒っていました笑)
結論を申し上げると入場の列はさくさく進むので、100mぐらい並んでいても10分ぐらいで入れましたし、係の人も承知しているので順番が過ぎていても入れてくれます。

ちなみに「滞在時間は5分以内でお願いします」と言われるのですが、ここでももう1つ難ポイントがあります。スイミングプールの下部と上部の入口の場所が全然違います。大人の急ぎ足で2分ぐらいかかります。で、入口が違うので混雑していれば並び直す必要があります。5分しかないのに!笑

子供たちは水を挟んで上と下に分かれているときが一番喜んでいたので、計画的にがんばってください。
その他の鑑賞
子供を連れて美術館は何箇所か行ったことがあるのですが、ここがトップクラスで混雑していましたので正直ゆっくり鑑賞はなかなか難しいです。(もちろんお盆というタイミングもあったと思いますがあまりにも観光地の中心に君臨しすぎている、、笑)



カフェレストラン『Fusion21』
建物内のレストランは前述の「展覧会ゾーン」と「交流ゾーン」でいうところの「交流ゾーン」にあるので入場チケットがなくても一応利用できます。
「美術館らしいメニュー!」みたいなものはありませんが、白を基調とした店内はスタイリッシュで食器などを含めて子連れにも優しいお店です。




参考時間配分
入場料があまり高くないのもありますが、子連れだと外の展示鑑賞は30分、中の展示鑑賞は60分ぐらいが妥当な線だと思います。せっかくだからスイミングプールには行きたい!という人はネットで鑑賞予約をして、取れた時間を軸に90分ぐらいで見積もるのがいいと思います。
8:15~(45分) 外の展示で遊ぶ
9:00 スイミングプールの鑑賞予約
9:00~(60分) 金沢城公園を散歩
10:00~(10分) 入場のために並ぶ
10:10~(5分) スイミングプール鑑賞
10:15~(20分) 展示鑑賞
10:35~(40分) ランチ
11:15~(30分) 展示鑑賞
まとめ
9:00前に並んでいた50人も、10:00前に並びながら「スイミングプールの鑑賞予約に間に合わない!」と言っていた人も、せっかくのお出かけが情報不足でストレスフルなものになっていました。
私はたまたまうまいこと乗り切りましたが、本記事を参考に、必要以上の時間を使ったりフラストレーションを溜めたりせずに鑑賞を楽しんでいただけると幸いです。